【大会レポ】第30回 佐伯番匠健康マラソン(大分県)

初参加です。
ウォーク(5.2km)のほか、1.5km、5km、10km、ハーフ開催。
年代別表彰あり、お土産は海産物とバスタオル、スポンサー提供の景品が当たる抽選も。

開催される 佐伯という街は、海も山もゆたかで食べ物がおいしい地方都市でして、実は思い出したように訪問したことがある とても好きな街なのでした。まさかマラソンでも来てしまうとは。

今回は熊本から友達と二人で参加し、大分の友達とも現地で合流したので、走ってるときの自分の写真がある、わ~い(いつもはない)。

ハーフに参加したのだけど、先月の古河はなももマラソンが終わり、緊張の糸が切れてた私はすっかり腑抜けになって練習もほとんどせず毎晩ワイン1本飲んだくれてる毎日を過ごしていました。
結果的にきついレースが続いていたので、今日は楽しく走れればいいなと軽く思っていたが、 大分のラン友に紹介してもらったHさん(女性)が成り行きで私に並走してくださったのだ。この方がすごすぎた。
大分で一番大きなランニングクラブに所属してるそうで、別大マラソンを目指されるほどの実力の持ち主だそう。 知り合いも多くてずっと誰かに声かけたりかけられたり、 私にも声掛けやペースの確認をしつつ、写真まで撮ってくださった。ゴール後本格的に足つった私の救護までしてくださった、足つりに効く甘草漢方も貰ってしまい。

走ってる最中は、フォームやコース取りをコーチングしていただく。
私は左のラインに沿って走る癖があるらしい。なるほど、練習でも左歩道のなるべく日陰が多いところを走っている。
しかしレースはコース幅をめっぱい使って最短距離を走ったほうがよいとのアドバイス。
車と同じで アウトインアウトなんですね!と反応してしまい。
走り屋みたいだ、なるほど。

記録は1時間53分。ゲストの宗兄弟のサインも頂いた~♪
年代別だから、この程度の記録でも12位だって。

コースは同じ道のちょうど中間に折り返しがある。前半なだらかな上り坂で向かい風だったので、下り坂で追い風の後半のほうがスピードが上がった。

気温は上がって17度くらいだろうか、まめに給水したが朝方めずらしく足がつって目覚めてたので、走ってる最中もずっと左足がヤバかったのだが、19kmまでは何とかもった。
そこまできたらゴールするしかない。
止まったら動けなくなると思ったので、惰性で足を置くように運ぶ。痛みで顔がゆがむ。ラストは激上り坂だったので、足つってなくても失速しただろうな。
今回も給水のたびに周りに置いて行かれるのが気になったなぁ。
エイド満喫するレースを続けてるうちに止まる癖がついたのかもしれない。

それに、心拍のギリギリ持つかどうかのところで走ってたつもりだったけど、レース後のガーミンの記録を見せたら、ゼェゼェのまま走り続けられることを知らないだけ、と言われてしまい驚いた。 脚ができていないだけ、らしい。

Hさんが本気で走ったら年代別優勝も行けるだろうに、なぜ並走してくださったのか、とうとう聞けなかったな。
「走ってるのに何で日焼けしてないの?」は聞けたが「練習してないから~」とはぐらかされた。いっそ「本当は白人だから」のほうが納得できる色白さだった。

レース後はお弁当と豚汁のふるまいだよ~♪

お弁当完食して温泉へ。
大分の友達がアテンドしてくれたのだけど、走った後は温泉→寿司だよ、最高だ。佐伯は海鮮が有名なところ。
温泉では冷水浴しましたところ大まかな痛みが引きました。ケアって大事だね。
他にも女3人で露天風呂、しゃべって笑って、うたせ湯にうたれたり、楽しいったら。

錦寿司さん、おまかせセット(10貫/2,800円) は超コスパ。シャリからネタが完全にはみ出ている。さらに名物の玉子焼きが笑えるほどの大きさ。スマホ以上にでかいw

熊本から往復6時間(運転したのは友達)で2時間弱走って。
「楽しく走ろう」と思ってた私は実は「楽に走ろう」と思ってたことに気づきましたよ。
久しぶりに会った友だちは「ケセラセラ」という言葉は嫌いだと言いました。
いつもおだやかな彼が何かを嫌いだと発することにまず驚いたのだけど、物事に対していつも丁寧に誠実にとりくむ彼らしくて興味深かった。
なるようになる。のは、他人事だ。
やることやってから なるようにしかならない、のとは主体が違うよね。
人事を尽くして天命を待つ、のが彼の本望とするところなのだろうと勝手に想定した。
楽しむ、ためにも投げやりではだめなんだな。一生懸命になってみないと、本当の楽しさは得られない。
ひとまず今日は投げ出さず今の自分ができることやってきました。
Hさんが並走してなかったら、「このへんでいいや」と、自分の限界から逃げてたかもね。
ラン友たちとの何気ない会話の中で、気持ちに引っかかったいくつかのハッとするような何かを、来季に生かせたらいいなぁ。