今期2度目のフルマラソンもベスト更新です。記録は4時間17分(ネット4時間13分)で、前回の湘南国際マラソンより17分(ネット8分)短縮。
しかし・・・
エントリー抽選なし、フラットコース
初☆茨城県は内陸の古河市。サンスポ主催のマラソン大会で抽選なしでエントリーできる大会です。コースもフラットに近く、季節もギリギリ冬かもしれないとも思いエントリー。
実際、道幅も広めでたいへん走りやすいコースでした。
折り返しが5か所もあり、 狭い範囲で行っている大会なのだと思います。
驚いたのは、スタートブロックがA~T?まであること。
自分は〈M〉ブロックだったので、スタート位置までどれくらいかかるんだろと苦笑してましたら、ロスは5分程度ですみました。
細かく分けてあるだけで、同程度の走力に囲まれてストレスがないスタート。
前半順調、後半失速
走り始めから体が軽く感じたので、仕上げの練習を抜きすぎた気がしました。
まわりにつられてサブ4ペースで走っていましたが、むしろ余裕があるくらいだったので、自分では抑えてるつもり。
雨の予想が想定外に気温が上がり18℃、噴き出る汗で15kmあたりから頭から水をかぶっていたのですが、そっちに気を取られて飲むのを忘れました。
給水を取りそこなった20kmあたりから心拍が上がり息も苦しい。徐々に体が重くなり、あとはずるずる。
20km過ぎで持参のゼリーを補給するも気持ちが悪くなり、エイドの給食を全然食べれない状態。そのあとの給水もなぜか水ばかり取ってしまい、スポドリを飲みませんでした。これがいけなかった。
スピードが落ちだしてからは本当につらく・・・一歩一歩、足を前に出せばいつかゴールする&疲れた時ほどフォームを戻して、と言い聞かせながら走り、最後の2kmだけは残りのチカラを振り絞り、 サブ4ペースに戻しましたが、スタミナも枯れてたみたい。
30km過ぎでさらにゼリーを半分、35kmでマグオンをひとつ補給。
後半上げる感じゴールできるとそれはもう気持ちがいい、満足するレースができること知ってるだけに、これは『散々』といっていいかと。
本当の試練はゴール後に
この『散々』には続きがあって、ゴール後に足がつり始め、周りのランナーさんに手を貸していただきながらどうにか記録証を受け取ったものの、さっさと着替えて戻ろうと思い更衣室に向かったとき両足が完全につり、公園の植え込みに倒れました。
ガチガチにつった両足のふくらはぎ。すさまじい痛みで悲鳴を上げてしまい、周りのランナーさんに介助されるうちにスタッフさんが来てくださってそこから先は痛みで記憶があいまい。
知らないランナーさんがつり防止の漢方をくれたので飲んだと思う。車いすで救護に運ばれたと思う。ずっと謝っていたと思う。
救護テントに入ってから脈拍等計ってもらって血中酸素不足、と言われ呼吸の指導があった。しばらくストレッチなどしてもらって足のつりが落ち着いたら今度はとても寒くなり、スポーツドリンクはゆっくり飲むように言われ。
今日は暑かったのにスポーツドリンクを飲まずに塩分が抜けて、ゴール後に足がつり低体温になり吐く人が多いとドクター。
毛布を何枚もかけてもらって起きたときには湯たんぽも3つほど置いてあった。
気づいたらゴールして2時間がたっていました。
は~~~;やらかした。
体温が戻ってからは持ってきたアミノ酸とか補給し、無事宿に帰りつきました。
足のダメージもさほどなく、歩けるしそこそこ元気だし、夜は飲みにも行った。
今回のレースはいったいどう捉えればいいのかわからずにいます。
持久力不足、給水の失敗によるところは大きいだろうけど、最初に飛ばし過ぎただけの作戦失敗なのではなかろうか。
実力以上は出ないマラソン、今の走力と目標だったらキロ6分で走れば十分だし、最後上げていけたのではなかろうか。
ベストが更新できても、周りに迷惑かけたり限界超えるまで走って撃沈してるようでは話にならない。来期はクリアしたい。
自分には、サブ4を達成してお礼を言いたい人がいるのです。今は疎遠になっているけど、私に走ることを教えてくれた人なので。
当時のラン友の皆さんとも、ちゃんと自分の足で立つことができる、ひとりまえのランナーになって会いに行くのが夢のひとつなのでした。
神様がお前にはまだ無理だよと言っている。
うん、やりなおし。