2019台湾紀行~食体験~

2019年2月の4泊5日台湾紀行。
熊本市の友好協定で応募した高雄国際マラソンのハーフ(25km)枠に当選し、
成り行きで台湾へご招待頂けることに。
台湾での記録をテーマ別に残してみました。

  1. 高雄国際マラソン編・・・今回の旅のメインイベント
  2. 高雄百景・・・古き良き港町、南国高雄 
  3. 食体験・・・八角や五香粉といったスパイスの中毒性 ←イマココ
  4. 台北へ・・・台北から鉄道で九扮や十分へ

台湾の食事は口に会いました。
特に地元食堂で食べた食事は、帰国してまた食べたくなる家庭の味。
中華圏ですが、よく知ってる中華とは違い、見た目も写真映えしない(するのもあります)。
八角(はっかく)や五香粉(ウーシャンフェン)といったスパイスが何にでも香ってます。
パン食も多いみたい。サンドイッチやスイーツもたくさん。スイーツやフルーツ天国。
普通の中華も安くて食べられるそうですが、せっかくだから今回は地元メニューにロックオン。

仏陀記念館で精進料理

精進料理(仏陀記念館にて)

確かに肉は使ってないけど、出汁には牛骨など使われているのではないだろうか。味がしっかりしており、日本の出汁ベースの精進料理とは違う。
ご飯ものはチマキだけで、とにかくスープ類が豊富、〆はスイーツにフルーツ。
どれも美味しかったが、酒のツマミに良い感じ。パクチーもちょうどよく使ってあった。

ホテルの食事

箸が長~い

旅行中の朝食はあまり食べないので写真もないが、それはそれはすばらしい朝食だった。台湾食ブースでいくつかセレクトしてきたのだけど写真撮り忘れ;
かろうじて、中華粥が写っている。
日本のヤクルトみたいなのもありました。

夜の宴会コースも堪能。

なぜか夜のホテル宴会の食事写真はほとんどない;

どれも高価なものなのはすぐわかった。美味しかったが、これでもかというほどたくさん出てくるのでおなかいっぱいで最後の豆花までたどり着けず。コースもスープもの多し。
そして、宴会だけどアルコールの提供はない(驚愕)。アセロラジュースorお茶っすよ、文化だ。

夜市

夜市のオープンスペース、向かい合って鍋を食べている人多し。
いくつかの大鍋からのブレンドの数だけメニューがあるのだろう

自分たちは海鮮系のお店で二次会。船上クルーズ(一次会)でアルコールの提供がなく、夜市でやっと飲める。
持ち帰り用で買った日本風焼鳥にはこれでもかと八角や五香粉が振ってありました。それと、ただよう臭豆腐の香り。これが台湾なんだね~

手長えび、大きい!もっと大きいのもあるって。
燙青菜(青菜炒め)、こういうのがほっとするんだなぁ
台湾では注文票に自ら記入して注文するスタイルが多かった。
文字だけ見てもわからないから、通訳の方が聞きながら記入してくれた。

異国で、ジモティな雰囲気での飲酒は何かすごく不思議だった。
「自分はなぜここにいるんだろう」的なふわふわ感。
世界にはこんな場所があって生活してる人がいるという当たり前のことなのに、想像できなかったことと現実のピースが重なって、たぶん私はとても幸せだったのだ。

台湾のローカルフード

最初にも書いたけど、台湾フード最高。ハシゴして食べまくりたい。

定番の「 魯肉飯 (ルーローハン)」。おかずがついてるのでNT$150(540円)と観光地価格だがワンプレートでOK。十分の食堂にて
燙青菜は本日はレタス、NT$50(180円)。シャキシャキ感最高、おかずになる味。
羊肉麺 NT$150(540円)と観光地価格 、しっかりしたスープ、染みわたる。十分 にて。
十分 の食堂。観光地なのでビールもある。NT$80(288円)。
十分駅に接続する平渓線の駅「瑞芳駅」前の商店街を歩くと屋台があるのでこちらで腹ごしらえ
イカの春雨スープだったと思う。290円くらい。メニューに日本語あり。春雨がすっごく細い。
イカのラーメン。同じく290円くらい。スープの味はやさしいので、食卓にある辛いやつや醤油(酸味がある)を途中で混ぜて食べると味の変化が楽しめる。盛り方が適当でいいよね。
瑞芳駅前の商店街でふらりと入った食品店にて。輸入品も日本食もあり。
店主のおやじさんが気さくで、カタコト日本語で「明日がお祭りだよ」と教えてくれた。
麺とか調味料とか買えてよかった。ビールはコンビニ。

平渓線の駅「瑞芳駅」前の雰囲気は好きでした。また行きたい。しいて言うなら昔の人吉駅前のような、というか平渓線自体が肥薩線のような雰囲気がある。
スープ類も優しい味なので胃が疲れない。体に元気が戻ってくる感じ。

地元調味料を買えたらいいなと思っていたが、観光客が地元商店を探すのは難しいかもと諦めていた。ふらりと訪れたところで収穫だった。
豆鼓一袋NT$15=54円、素麺ぽいの一袋NT$ 30=108円、なんかもう全然安い。

ビールはこれがおいしい。台湾ビール ONLY 18 DAYS、18日しか持たないので輸出できない。

台湾ではほんと~に酒が気軽に飲めない。日本でどれだけ気軽に買えるか初めて分かった。
飲酒店にもないところが多い。 ONLY 18 DAYS などは世界に自慢していい味と思うけどな。
でも食事には汁物が多いので、ビールだとお腹いっぱいになる。よく考えたら合わないし、中華圏では体を冷やすものは飲食しないと聞いたことあるからそういう食文化なのだろうと思う。
私も帰国する頃には飲まなくてもいい身体になってしまってたのは驚いた。帰国したらすぐ戻ったけど。

最後のジモティ食堂は台北。読めないけど漢字だからなんとなく分かる。
魯肉飯(ごはんもの)+スープ+青菜系で組み立てれば最高に満足。

こちらのお店は注文票はなく、色分けしてあったので指さし注文。それにしても安い。
なんかもう全然写真映えしないけど安い&旨い

右端の 魯肉飯90円、奥の魚丸湯(肉入りすり身だんごのスープ)も90円、
左の魚酥湯(ユイスータン) 180円はパクチーとの相性よし。全部旨い。
” 魚酥 ”は、魚の肉と骨にでんぷんを練り合わて揚げたスナックらしい。ボリュームはあるがこってりした感じはしない。食べてるうちにスープを吸ってますます旨い。
確か、燙青菜(青菜炒め)108円を追加したが瞬殺だったので写真がない。ここは小さめのチンゲンサイだった。
燙青菜 ひとつとってもどの野菜で出てくるかバリエーションがあって楽しみだ。この一皿のおかげでずっとヘルシー(な気になる)。
台湾食堂は楽しいな♪

台湾総統府から台北駅を目指してる途中のこちらのお店でした。ごちそうさまでした。まんぷく。

食堂の隣にお茶屋さんが見えるけど、台湾茶はどれも美味しいのでこんなところで買えばよかったと思うのは反省点。空港バカ高いし広いのに歩き回って無駄に疲れました。
日本人価格的には問題ない価格なんだけど、あらゆるものが観光地で2~3倍、空港は商店街価格の6~8倍はするかと。
地元ローカルな価格を知ると駅のスタンドのサンドイッチも割高なんだと分かる。

台北の市場。美味しそう&安そうな食品がたくさんあった。
こういうところで買い物できるようになると楽しいだろうな。

チャイナエアライン

フライトはどちらも夕方。行きも帰りも機内食がついてたのは想定外、しっかり台湾風でした。ニンニクが効いた鶏肉飯。うまいけど~~~なぜかパン(笑)
ワインお替わりして問題なし。
豚肉と鶏肉と選べたのですが、牛肉と答えてしまい失笑されるなど。

帰国早々、新幹線にてちくわと黒ラベル。
日本だ~~

【感想】台湾は食費も交通費も安く済むので滞在費がかからないのだなぁ。

おしまい