島根万葉竹灯篭

縁あって設営ボランティア4年目。
昨年は直前に風邪ひいて断念したので、今年は行けてよかった。
行くたびに新しい人やアイデアが広がって、自分の中でもとても楽しみなイベントになっています。
毎年、地元の仲間4~6人でお邪魔しています。

今年はこの部分を担当。

半割してある竹を並べる、黒く変色してたら白くスプレー、和紙を張る、LED通す…
工作はとても好き。

9時~13時ごろまで作業。とても広い緑豊かな公園の中なので、日差しと蚊と脱水との戦いで、今年もメンバーの一人が途中で気分悪くなってました(何とか回復)。
18時に着火式があり、LED以外のろうそくへ 来訪者が 点火してくれます。

鳥居をくぐり、
参道を歩くと
光の塔や
廃材で制作した絵馬コーナーもあり
しまねっこをご祭神とした社があります(笑)これも竹、力作。
ステージでは神楽が始まります

神楽は本当にすごい。
島根県益田市民のDNAに組み込まれているかのようで、言葉を覚えるより先に神楽の空気感に触れたのであろう子どもたちが真剣まなざしで観ている。
物語がクライマックスになると最前列に集まり踊りだす。
それぞれの地区に神楽をやる団体(なんて呼ぶか忘れてしまった;)があるそうだ。
笛や太鼓の音と暮れ行く空や海風があいまって、日本なんだけど異空間にいるような不思議な感覚にさせられるのだ。
竹灯篭ボランティアに参加しなければ、ここにある神楽文化のことは一生知らなかったかもしれない。

島根は日本酒がまた旨い。
そして毎回お世話になる益田駅前の回転すし屋は安くてうまい。

神楽を観ながら飲む居酒屋もあるそうで、島根県民は どんだけ 神楽が好きなんだ(笑)すばらしいことだと思う。

ひっくるめてその「風土」を味わいに何度でも行きたくなるんだろうな。