カライモ畑≠エンバク畑

時々作業手伝わせてもらってるカライモ農家さんへ年末のご挨拶。
なんとカライモ畑はエンバク畑になっていました。
12月のこの時期に一面緑の平原、キモチい~い!

これがエンバク。漢字は燕麦かな?オーツ麦のことです。

エンバクはこのまま畑に漉き込んで肥料となるそうです。3月にマルチを施策するまで畑に栄養を蓄えるわけですね。

種別に仕分けする出荷作業をしばらく見ていましたが、これは素人にはできない作業なり。

「長」と「太」があり、さらにA~段階的にいくつかあり、感覚や慣れで仕分けされていきます。一番いいのは長A。太がいかにも焼き芋のイメージなんだけど商品としては人気ないらしい。

そして作業部屋に鎮座していたコレに目が釘付け。

National製、真空管ラジオ。

現役です、聞こえてます。
チューニングが合ってると右上の緑の窓がドーナツ状態になる「マジックアイ」。すげ~!
古いものが醸し出す特有のノイズとワンウェイスピーカーの音を耳に優しく聞きながら

焼き芋仕込んでてくださいました。ほっくほく!

焼き芋甘かった~!皮ごとバクバクいけます。
出荷規格外のお芋を10kg以上お土産に頂いてしまいました。ご本人は「くずいも」とおっしゃるが、ぜんぶこの焼き芋くらいあるし味もいいので十分売れると思います。

カライモ畑 はエンバク畑ではないのでタイトルは≠ノットイコールなんだけど、エンバクの成長度合いで分かるカライモの仕上がり。
農業はサイエンスだなと感じました。
また来年もここに来るであろう人たちのこと、カライモ畑に想いを寄せて、空を見上げる。