人生の中でお弁当をちゃんと作り始めたのは、子が幼稚園に入園した時。
園児が喜びそうなかわいいお弁当をつくるお母さんは違う星の人のように思えていました。
たぶん何が『かわいい』のか、園児目線での発想がなかったのだと思います;
それから義務教育の給食という有難すぎる期間を終え、子どもが高校生になると本格的に毎日弁当作りの生活が始まりました。
私は足掛け7年間、弁当を作り続けましたが、最初の3年は気が向いたときだけでした。
鰻を入れて、コスパ悪すぎ!と息子に叱られたこともありました。
ちゃんと作りだしたきっかけは、学食や購買に買いに行くのが面倒なタイプの娘がいたからです。
しかも冷食が嫌いときた;
夫や息子はその時気が向いたもの食べたいタイプのようでしたが、夫や息子の分もついでに作らないとかえってコスパ悪いということに気付き、最後はもう凝り性を発症して趣味のひとつになっていました。
自分はキャラ弁とかおしゃれなお弁当というのは作れないけれど、「弁当には5色入れれば、栄養価的にも充実する」と覚えてて、そこだけ気をつけていました。
赤、黒、緑、白、茶、それぞれの色のおかずを入れるという意味です。
お弁当作りは娘の大学進学と共に終了。
さして料理が好きでもない自分の人生で、想定外の趣味を楽しませて貰ったので子どもには感謝したい。
ついでに持論を申し上げますと、弁当を続ける秘訣は「作りたくないときは作らない」「それを申し訳ないと思わない」じゃないでしょうか。
あと、お弁当の残りを朝ごはんで食べ続けるともれなく太るのでお気をつけて。
真面目に作った4年間(2013~2017年)の画像が結構残っていたので記念にギャラリー化しておきます。